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ハウス・オブ・ザ・ドラゴンとゲーム・オブ・スローンズのドラゴン一覧と戦力比較

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン ドラゴン一覧 本・エンタメ

ハウス・オブ・ザ・ドラゴンゲーム・オブ・スローンズ に登場するドラゴン、および 原作 に出てくるものも取り上げて戦力比較をしてみたいと思います。
星1つ:★☆☆☆☆ 〜 星5つ:★★★★★ といった形で現し、★★★★★ が最大の戦力です。
あくまで、文字情報とドラマの映像情報から得た、主観、独断、偏見に基づきます。
あらかじめご承知の上ご覧ください。

ターガリエン家の家系図・歴史の記事はこちらからどうぞ。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 前史のドラゴン

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 以前のドラゴンたちの紹介です。
原作本には出てきますが、ドラマにはほとんど登場しないドラゴンたちです。
でも、バレリオンの名前はたびたびに出てきたりします。

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バレリオン 戦力:★★★★★

黒い恐怖>の異名を持つ バレリオン は、エイゴン征服王 が七王国を支配した際に乗っていたドラゴンです。
エイゴンの後は、メイゴル残虐王 が騎乗します。
その後は ヴィセーリス1世 に移りますが、ドラマの中では彼が騎乗している姿は見られませんでした。
ヴァリリア生まれで最後まで生き残ったドラゴンです。

飛び立つと影が町を丸ごと飲み込むほど巨大だったと噂されています。
同等まで成長したといわれる ヴァーガー から逆算すると、100m程に達するかもしれません。
ボーイング747ジャンボジェット✈️が70mくらいなので、それよりはるかにでかいです。
弩や投石機でやり合っている時代に、この大きさの化け物に攻められたら、さぞ絶望的だったことでしょう。

まさにドラゴンの代名詞的な存在で、このドラゴンと比較してどのくらい強いか弱いか(大きいか小さいか)がドラゴンの価値基準になっています。

メラクセス 戦力:★★☆☆☆

ターガリエン家が、ドラゴンストーンに移住した後に孵化したドラゴンです。
騎竜者<ドラゴンライダー>は征服王の妹で妻の レイニス
六王国を征服したあと、ドーンに戦を仕掛けた際に矢を受け、レイニスともども墜落死してしまったとか。
矢で死んでしまうくらいなので、あまり大きくなかったかもしれません。

クイックシルバー 戦力:★★☆☆☆

ウェスタロス征服以降に孵化したドラゴンで、2代目 エイニス1世 が乗っていました。
エイニスの死後は彼の長男のエイゴン王子が騎竜者をつとめます。
エイゴン/クイックシルバーは、残酷王メイゴル/バレリオンと闘いますが、なんせバレリオンはクイックシルバーの4倍の大きさといわれています。
なので、25mくらい。学校のプールの大きさです。
無惨にも撃墜され、エイゴン王子もろとも殺されてしまいます。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 黒装派のドラゴン

ターガリエン家がウェスタロスを支配するようになってから100年ほどが経った、ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の時代のドラゴンたちを見ていきます。
この時代には多種多様のドラゴンがいて、まさにドラゴンの全盛期といえます。

ドラゴンの名前の後にハウス・オブ・ザ・ドラゴン時代の騎竜者名、派閥名を書いておきます。

メレイズ / レイニス <黒装派> 戦力:★★★★☆

赤の女王>の異名を持つメレイズは、レイニス<戴冠せざりし女王> が騎乗する雌竜です。
深紅の鱗に覆われ、鮮やかな銅色のアクセントが入っています。
この独特の体色から「赤の女王」の異名が付けられました。
若い頃は、カラクセスヴァーガー さえも凌駕する速さだったといわれています。
デイモン/カラクセスがいない中では<黒装派>の最大戦力として扱われていました。
ドラマでのヴァーガーとの戦闘シーンだと、ヴァーガーの半分ほどの大きさに見えます。
なので、40〜50m程の体長がありそうです。
航空自衛隊のC2輸送機が43mなので、それくらいの大きさがイメージに近いかもしれません。

カラクセス / デイモン <黒装派> 戦力:★★★★☆

血の竜>の異名を持つドラゴンで、元々はレイニス<戴冠せざりし女王>の父、エイモンが騎乗していましたが、ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の時代では、デイモン が乗っています。
血のように赤い鱗と異常に長い首を持つ非常に凶暴なドラゴンです。
かなり細身ではありますが、ヴァーガーの半分程度の大きさといわれていて、40〜50mほどの全長があると思われます。

シアラックス / レイニラ <黒装派> 戦力:★★☆☆☆

こちらが本当の戴冠せざりし女王かと思われる レイニラ
その彼女が騎乗するのがシアラックスです。
ヴァリリアの女神にちなんで名付けられましたようです。
黄色い鱗を持つ若いドラゴンで、性格も大人しく戦力としてはあまり期待できません。

シースモーク / レーナー <黒装派> 戦力:★★☆☆☆

シースモークは青白い銀灰色のドラゴンです。
まだ若いドラゴンですが、空中では非常に機敏です。
レーナー・ヴェラリオン が騎竜者です。

ヴァーマックス / ジェセアリーズ <黒装派> 戦力:★★☆☆☆

ヴァーマックスは、生まれたときから ジェセアリーズ と絆で結ばれた若いドラゴンです。
オリーブグリーンの鱗と淡いオレンジ色の翼膜を持っています。

ムーンダンサー / ベイラ <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆

若くて機敏なドラゴンのムーンダンサーは、生まれたときから ベイラ・ターガリエン と絆を結んでいました。

アラックス / ルケアリーズ <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆

アラックスはドラゴンの中でも最も小型の種族の一つです。
ルケアリーズ が騎乗しますが、ヴァーガー/エイモンドとの交戦中に命を落としました。
全長は15〜20mほどと思われます。JRの電車の一車両が約20mです。

タイラクセス / ジョフリー <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆

タイラクセスは、レイニラの三男 ジョフリー と絆を結んだ若いドラゴンです。

ストームクラウド / なし <黒装派> 戦力:☆☆☆☆☆

シーズン2で名前のみが出てきたドラゴンです。
なのでまだかなり若く、戦力として計算できません。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 翠装派のドラゴン

ヴァーガー / エイモンド <翠装派> 戦力:★★★★★

「万竜の女王」の異名を持つヴァーガーは、王国最大のドラゴンであり、カラクセス の2倍の大きさを誇ります。
年齢は180歳ほどで、みなが口を揃えてバレリオン並みというくらいなので、80〜100mほどの大きさがあるかもしれません。
鱗は深みのある翡翠色で、その名前は古ヴァリリアの神にちなんで名付けられました。
ウェスタロス征服の際にエイゴン征服王の姉で妻の ヴィセーニア女王 が乗っていました。
その後の騎竜者は、ヴィセーリス1世の父・勇者ベイロンに移り、続いて レーナ・ヴェラリオン に移りました。
レーナの死後、エイモンド の呼びかけに応じ、ヴァーガーの騎竜者となりました。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の時代では飛び抜けた戦力で、ヴァーガーに他のドラゴンが単体で挑むことは無謀という認識を誰もが持っていました。

ドリームファイア / ヘレイナ <翠装派> 戦力:★★★☆☆

メイゴル残酷王の時代に孵化したドラゴンなので、70〜80歳ほどの年齢だと思われます。
カラクセスと同世代だとすると、体長も同程度の50〜60m程でしょうか。
ヘレイナ・ターガリエン はこのドリームファイアとの絆がありますが、騎乗することはめったにありません。
なので戦争になったとしても戦力としてカウントできるかは微妙です。

サンファイア / エイゴン2世 <翠装派> 戦力:★★☆☆☆

サンファイアは、黄金の鱗を持つドラゴンで、エイゴン2世 が騎乗しています。
ヴァーガーに焼き殺された際のサイズ感で考えると、20〜30m級に思えます。

テッサリオン / デイロン <翠装派> 戦力:★☆☆☆☆

ようやく飛び始めた若いドラゴンです。
なので、年齢は10歳前後あたりでしょうか。
ただ、体は中々大きく、シースモークと同程度の大きさがあります。
アリセントの三男 デイロン が騎乗します。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 騎竜者なしのドラゴン

ドラゴンストーンでレイニラ囲われているか、野生として飛び回っているドラゴンたちです。
今後、このドラゴンがどちらに付くかで、各陣営の戦力が大きく変わってくるでしょう。

レイニラは、現世界最強戦力であるヴァーガーに対抗するため、どのドラゴンを陣中に組み込めるでしょうか。

ヴァーミサー / なし <黒装派?> 戦力:★★★★☆

ヴァーミサーは、ヴァーガーに次いで最大かつ最古の現生ドラゴンです。
ヴァーガーに次ぐ、といわれているので、体長は60〜70m程はあるのではないかと予想します。
ジェヘアリーズ1世が亡くなるまで乗り続けていましたが、それ以降、騎竜者が定まっていない状態です。
シーズン2の最後に乗り手が決まりそうな・・・気になる方はぜひドラマのシーズン2をご覧ください。

ザ・カニバル / なし <野生> 戦力:★★★★☆

原作では緑眼の黒いドラゴンで、ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の時代では、野生のドラゴンの中で最大・最年長といわれています。体長は60〜70m程と予想。
年齢は不明ですが、ドラゴンストーンの住民は、ターガリエン家が<破滅>から逃れてドラゴンストーンに移住する以前から棲息していたと主張しています。
なので、エイゴン征服王がウェスタロスを征服する100年以上前から生きているわけです。
これを信用するのなら、200数十歳以上に達していることになり、野生のドラゴンがこれほどの長寿であるわけがないと、メイスターたちは異論を唱えています。

カニバル<同族喰い>は、ターガリエン家がこのドラゴンへの敵意からつけられた名前です。
カニバルはドラゴンを襲い、貪り食い、また、死んだドラゴンの死骸を喰らった後、孵化場に降り立ち、生まれたばかりの子ドラゴンや卵までも食べてしまいます。
これは他のドラゴンにはない性質で、同族のみを食料源とみなす唯一のドラゴンとして知られています。

シープスティーラー / なし <黒装派?> 戦力:★★★☆☆

ヴィセーリス一世の幼少期に孵化したドラゴンなので、年齢は60歳程度。
体長は40〜50m程でしょうか。
騎竜者はおらず野生のドラゴンになって、羊などを喰い散らかしています。

シルバーウィング / なし <黒装派?> 戦力:★★★☆☆

3代目の王 ジェヘアリーズ1世 の妻 アリサン女王 が乗りこなしていたドラゴンがシルバーウィングです。
ジェヘアリーズ1世のドラゴン、ヴァーミサーの伴侶であり、ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の時代では飼い主のいない野生のドラゴンとなっています。
体長は50〜60m程と予想。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の各派ドラゴン戦力まとめ

<黒装派> のドラゴン

黒装派>のドラゴン戦力をまとめると次のようになります。
奮闘はしつつも、最大戦力であるメレイズですらヴァーガーに殺されてしまったことを考えると、いかにデイモンを御し騎竜者のいないドラゴンを新たな戦力として獲得できるかがキモです。
幸い、拠点のドラゴンストーンには、囲っているドラゴンや野生のドラゴンがまだいるので、レイニラの器量の見せどろこですね。

  • メレイズ / レイニス <黒装派> 戦力:★★★★☆ ← ヴァーガーに撃墜される
  • カラクセス / デイモン <黒装派> 戦力:★★★★☆
  • シアラックス / レイニラ <黒装派> 戦力:★★☆☆☆
  • シースモーク / レーナー <黒装派> 戦力:★★☆☆☆
  • ヴァーマックス / ジェセアリーズ <黒装派> 戦力:★★☆☆☆
  • ムーンダンサー / ベイラ <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆
  • アラックス / ルケアリーズ <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆ ← ヴァーガーに撃墜される
  • タイラクセス / ジョフリー <黒装派> 戦力:★☆☆☆☆
  • ストームクラウド / なし <黒装派> 戦力:☆☆☆☆☆

<翠装派> のドラゴン

対して<翠装派>は、2番手といえるドリームファイアは騎竜者のヘレイナに戦意がないため、戦力としてカウントできません。
正に、ヴァーガーの一強状態となっています。
このヴァーガー/エイモンドをいかに御すかがキモになるわけですが・・・めちゃくちゃ大変そう。
見たところ、母親のアリセントですら制御できていないので、もう止めるものはなく暴走のままいくのでしょうか。

  • ヴァーガー / エイモンド <翠装派> 戦力:★★★★★
  • ドリームファイア / ヘレイナ <翠装派> 戦力:★★★☆☆
  • サンファイア / エイゴン2世 <翠装派> 戦力:★★☆☆☆
  • テッサリオン / デイロン <翠装派> 戦力:★☆☆☆☆

未所属のドラゴン

未所属となっているドラゴンをまとめると次のようになります。
ザ・カニバルは腫れ物枠(むしろ大穴)なので、あまり計算できないにして、ヴァーミサーやシープスティラー、シルバーウィングは中々経験値も高い優秀なドラゴン群です。
黒装派>に加われば即戦力間違いなしでしょう。

  • ヴァーミサー / なし <黒装派?> 戦力:★★★★☆
  • ザ・カニバル / なし <野生> 戦力:★★★★☆
  • シープスティーラー / なし <黒装派?> 戦力:★★★☆☆
  • シルバーウィング / なし <黒装派?> 戦力:★★★☆☆

こういった裏設定やメイキングを知れる公式ガイドブックもおすすめです。

ゲーム・オブ・スローンズ のドラゴン

最後におまけ的に ゲーム・オブ・スローンズ に登場するドラゴンたちも見ていきたいと思います。

ドロゴン 戦力:★★★☆☆

デナーリスがイリリオから受け取った3つの卵のうちの一つ。
一番大きく成長したのがドロゴンです。
名前の由来は夫である亡き カール・ドロゴ
騎竜者はデナーリスになります。

ヴィセーリオン 戦力:★★☆☆☆

デナーリスがイリリオから受け取った3つの卵のうちの一つ。
名前の由来は今は亡き次兄の ヴィセーリス から取られました。
こちら、夜の王に盗まれています。
なので騎竜者は夜の王。

レイガル 戦力:★☆☆☆☆

デナーリスがイリリオから受け取った3つの卵のうちの一つ。
名前の由来は今は亡き長兄の レイガー から。
騎竜者はジョン・スノウです。

以上。
こういったドラゴンのバックグラウンドまで知った上で見直すと更に楽しめること間違いなしです。

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