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LosslessCutの使い方 macで動画の質を落とさずに結合する

macで動画を結合するLosslessCutの使い方 動画

動画は、分割するにせよ統合するにせよ、何か変化を加える際は再度書き出しが必要となります。
その場合、フォーマットによって圧縮率は違うにせよ、元のファイルよりも劣化することがほとんどです。

でも、ファイルはどうしても劣化させたくない・・・今回、そんな方のためにLosslessCutというツール(アプリ・ソフトウェア)の使用方法について紹介していきます!

劣化させず動画をつなげられるLosslessCut

LosslessCutは、動画や音声ファイルを簡単に編集できる無料のソフトウェアです。
一番の特徴は、なんといってもファイルの品質を落とさずに、不要な部分をカットしたり、複数のクリップを結合できる点です。
通常、動画を編集するときに画質や音質が劣化することがほとんどですが、LosslessCutはそのままの高画質・高音質を保つことができます。

このソフトは操作がとてもシンプルで、初心者でも簡単に使えます
ドラッグ&ドロップでファイルを追加し、カットしたい場所を指定するだけで編集が完了します。
複雑なエフェクトや高度な編集機能はありませんが、その分、素早く効率的に編集を行いたい人には最適です。

対応しているファイル形式も多く、一般的な動画や音声ファイルのほとんどに対応しているため、さまざまなデバイスで撮影したデータを簡単に扱うことができます。

mac版LosslessCutのインストール

macのLosslessCutのダウンロードはここからおこなってください。
リンク先に飛んだら、下にスクロールし、ダウンロードをクリックします。

ダウンロードしたファイルを開き、appをApplicationsディレクトリに移動します。

LosslessCutで動画をつなげる方法

準備ができたらアプリを起動しましょう。
画面中央「DROP FILE(S)」に任意のファイルをドラッグ&ドロップします。
すると、左カラムにアップロードされたファイルが一覧になって表示されます。

4つ並んでいるアイコンの左から2つ目が「MERGE」ボタンです。これをクリックすると、ファイルの結合処理をおこなうことが出来ます。

もし、並び順を変えたい場合は、ファイル名をドラッグすると順番を入れ替えることが出来ます。

結合するファイル一覧が表示されます。
ファイル数が多い場合は、画面を下にスクロールしてください。

一番下までいくと、「Merge!」ボタンがあります。
今回は、ファイルのフォーマット・コーデックを元ファイルと同じまま結合したいので、「チェックボックス」や「Options」フォーマットには触れません。
Merge!」ボタンをクリックしましょう。

数件のファイルなら、数分で処理が完了します。
つなげるだけの処理なら、下手に動画ソフトを立ち上げて、繋げて、書き出しをおこなうよりも簡単で早く終わらせることができます

でも、本当に劣化していないんでしょうか?

そうはいったものの、本当に元データから劣化していないのでしょうか。
僕がファイル結合をおこなった際に、以下の3点について、結合前と結合後で比較をしてみました。

  • コーデックの変化
  • ファイル容量の変化
  • 目視での画質の変化

繋げる前のファイルと、繋げた後のファイルでコーデックに違いはありませんでした
※ここでは、コーデック名をあげてもあまり意味がないので載せていません。
容量の違いとして比較したのは、16件のファイル容量の合計値と合体版ファイルの容量です。
通常、ファイルを結合すると圧縮されるため、容量が減少する場合が多いですが、LosslessCutでは、これも一致していました
最後に、目視にはなりますが、画質も比較しています。
数値的な解像度とフレームレートについても違いは見受けられず。

スクショもなくて恐縮ですが、調べた結果、書き出し後のファイルは劣化していないだろうと考えて良いかと思います。
本当か?と思う方は、ぜひご自身で試してみてくださいね!

まとめ

今回は、動画を劣化させずに編集できるアプリ、LosslessCutによってファイルを結合する方法を紹介しました。
非常に簡単な操作で、ファイルを結合することが出来、結合するだけであれば、下手に動画ソフトを使うよりもよっぽど(時間的にも、質的にも)良いと感じました。

今回の記事の内容としては、
LosslessCutのダウンロード・インストール方法
LosslessCutの基本的な使い方
について解説しています。

また、結合前のファイルと、結合後のファイルを比較したところ
コーデックの変化なし
ファイル容量の変化なし
画質(解像度とフレームレート)の変化なし
と、ファイルの劣化は確認できませんでした。

少し脱線しますが、もしMACで動画編集をおこなっていて、Blu-rayなどに焼き込みをおこなう場合、(僕の環境だけかもしれませんが)焼き込みをおこなうBlu-rayディスクがちゃんと使えるものなのか調べた方が良いと思います。
僕のおすすめは以下のディスクになります。


ビクター Victor 1回録画用 ブルーレイディスク BD-R 25GB 20枚 ホワイトプリンタブル 片面1層 1-6倍速 VBR130RP20J1

理由については以下の記事をご覧ください。

以上。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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